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2014-01-20

紙の質感

紙の質感は漉く道具、漉き方で大きく変わります。
溜め漉きは紙のムラムラ感が出やすく
流し漉きは逆にフラットの均一の紙が漉きやすい

それが長所であったり短所であったり・・・。年末より仕事場の部屋の模様替えで使うために2660ミリ×1270ミリの紙を仕事の合間合間に漉いています。この紙はとにかく大きい。なので漉く時は道具に原料を流し込みそのまま道具ごと乾燥しています。ただこの紙、漉き方が漉き方だけに良い質感を作る事が少し手間が要ります。厚い紙になると尚更。普通に原料を流し込んでしまうと凸凹が出やすくなります。
漉き方に手間をかけてあげると流し漉きと見間違えるような綺麗な紙ができます。
こんな感じで乾燥するので寒い冬はとても乾きにくい。
ここまで大きな紙ですが見た目だけではなく、いろんな可能性を秘めています。使いたい方の意見を上手く反映できれば仕事が楽しくなりますw是非こんな紙が欲しいなどありましたらお気軽にお問い合わせください!お待ちしております。

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